ホタテ貝の嬉しい健康効果(疲労回復・滋養強壮・肝機能改善・動脈硬化の予防・味覚機能の正常化等など)
あっさりとした味わいとヘルシーさで、人気の海の幸「ホタテ貝」。
刺身はもちろん、煮ても、焼いても、そのおいしさは絶品です。
しかも、疲労回復や滋養強壮作用のほか、肝機能の改善、さらには動脈硬化の予防改善に、味覚機能を正常に保つ作用などと、嬉しい健康効果がいっぱいあります。
また、最新の研究では、制がん作用があることも判明したといいますから、まさに頼もしい限りです。
そこで今回は、そうしたホタテ貝に注目して、その素晴らしい健康効果を分かりやすくご紹介します!
疲労を回復させたり、肝機能を高めたり、血圧を下げる効果のあるタウリンがタップリ含まれている。
肉厚のプリップリッとした食感がたまらない「ホタテ貝」
しかも、実は健康効果もバッチリなのです。
その代表は、何と言っても「タウリン」です。
この言葉を聞くと元気を補給する栄養ドリンクを思い出すのかもしれません。
実際にそうしたドリンクにはタウリンが1000mgから2000mgも配合されているのですが、実はホタテ貝もタウリンの含有量が高く、ホタテ貝の貝柱100gには約770mgから1000mgものタウリンが含まれています。
つまり、ホタテ貝の貝柱100gを食べると、ほぼ栄養ドリンク1本分のタウリンが摂取できるという訳なのですから嬉しい限りです。
でも、そもそもタウリンとは何なのでしょうか。
それは、含硫アミノ酸の一種で、イカやタコ、貝類、甲殻類及び魚類(血合肉など)に多く含まれている成分の事です。
その主な働きは、次に上げる6つの効果です。
①疲労回復&滋養強壮効果
②肝臓の働きを活発にする効果・肝臓の解毒能力を強化・アルコール障害にも効果的
③血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす効果
④血圧を正しく保ち、高い血圧を下げる効果
⑤インスリン分泌を促進し、糖尿病の予防・治療に有効
⑥視力の衰えを防ぎ、新生児の脳や網膜の発育を助ける
そのほかにも、動脈硬化を予防する効果やむくみを予防・改善する効果も期待されているといいますから、食材からしっかりと摂取しては、健康増進に活かしたいですね。
☆タウリンとは?
タウリン(Taurine)は、1827年に発見された含硫アミノ酸の一種で、イカやタコ・貝類・甲殻類及び魚類(心臓・脾臓・血合肉)に多く含まれています。
また、タウリンは人の体の中のあらゆる臓器に存在していて、その合計量は体重の0.1%(体重60kgなら60g)に相当し、脳・心臓・肝臓・骨格筋・網膜に多く含まれています。
その特徴は、ホメオスタシス作用(恒常性維持作用)をもっているので、体内の機能が働きすぎることを制御したり、機能が低下した時には改善したりなどと、人の体が常に一定の生理作用の中で働くようにバランスをとってくれています。
☆ポイント
タウリンは体内でも合成されますが、合成される量はわずかですので、積極的に食品から補給していきましょう。
肝機能を高めてくれるので、お酒のお供に「ホタテ貝」が良いかもしれませんね。
ホタテ貝には、エネルギーを代謝したり、貧血防止の成分に加え、制がん作用のある糖タンパク質(グリコーゲン)も含まれている。
代表的な栄養素をご紹介すると、まずはビタミンB1です。
この成分は、体内で糖質をエネルギーに変換する際に必要となるビタミンです。
そのため、ご飯やパンんどをたくさん食べても、ビタミンB1が不足しているとエネルギーへの変換効率が悪くなってしまいます。
また、脳はブドウ糖を分解してエネルギーを作るため、ビタミンB1が不足すると十分なエネルギーを作ることができず、記憶力の低下や情緒不安定、うつ病などを引き起こす可能性があります。
このように、ビタミンB1には心身を活性化させ、健康な状態に保つ効果があるのですが、ホタテ貝には、そんなビタミンB1が100gあたり0.05mgも含まれています。
次はビタミンB12です。
この成分は、血液の成分である赤血球に含まれるヘモグロミンという色素を作るのに関与しています。
そのため不足すると、たとえ鉄分が足りていても貧血になってしまうこともあるといいます。
また、この成分は、脳や神経を正常に保つ働きや神経障害を予防する働きもあることが知られています。
そして次が葉酸です。
この成分は赤血球を作り出す働きを持っていて、不足すると貧血になることもあるため別名「造血ビタミン」とも呼ばれています。
また、この成分は、私たちの細胞が作られる際に欠かせないDHAを合成する働きもあるため、妊婦だけでなく、妊娠を予定している女性にとっても大切な成分です。
さらに、最新の研究では、認知症を予防する働きもあるというのですから驚きます。
さらに、忘れてはならないのが亜鉛です。
この成分は細胞を作ることや、代謝をサポートする酸素の成分の一つになっています。
細胞を作ることがサポートされるので、肌や髪などが健やかに保たれるため、美肌や美髪効果が期待できます。
また、ほかでは舌にある「味らい」という味を感じる細胞を作ることに関与したり、味覚を正常に保つ働きもあるといいます。
そして最後に最新の研究で明らかになったのが、制がん効果です。
実は、ホタテ貝の貝柱はグリコーゲンがとても多く含まれているのですが、このグリコーゲンは筋肉自らのエネルギー源となる糖タンパク質で、ホタテ貝の甘味成分となるほか、青森県産業技術開発センターと弘前大学の共同研究によって、がんの抑制作用があることが発見されたといいますから、まさに朗報です。
ホタテ貝が大好きな人はもちろん、ちゃっと苦手という人も、ぜひこの夏に、ホタテ貝をたっぷりと食べて、健康増進のギアをグンと上げてみましょう。
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