【5大栄養素】子供に必要な栄養素をご紹介!※エネルギーを作るもの

2019年2月8日

今回は、子供に必要な栄養素について詳しく書いていきます。

食べ物には、それぞれ様々な栄養がありますが、これさえ摂れば良い、というものはありません。

複数の栄養素が一緒になり、手を取り合って一人の身体を支えています。

5大栄養素

※人が必要とする栄養素は大きく次の5つに分けられ、摂取量の多い3大栄養素は心身ともに成長しつつある子供にとって、特に重要です。

これらの働きを助けるビタミンやミネラルも必要となります。

①ミネラル・・・野菜、果物、乳製品、海藻、小魚など

②ビタミン・・・野菜、果物、きのこ類など

③脂質・・・油脂、脂肪の多い食品

④タンパク質・・・魚介類、肉、豆、大豆製品、卵など

⑤糖質・・・穀物、いも、果物、砂糖など

※③~⑤が3大栄養素です。

3大栄養素

ごはんやパン、めん類などの糖質、肉や魚、卵などのタンパク質、バターや油などの脂質は、私たちの身体の根幹となるエネルギー源で、3大栄養素と呼ばれています。

①身体を動かすエネルギーになる「糖質」

ご飯などの炭水化物の主成分でもあり、糖質から分解されたブドウ糖は身体を動かすエネルギーとなります。

とりわけ脳や神経系の唯一のエネルギー源であることがポイントです。

炭水化物は人の体内では作られないので、食物から毎日摂取する必要があります。

②身体を構成する材料になる「タンパク質」

筋肉や血液、皮膚などの材料になったり、酵素やホルモン、免疫抗体、神経伝達物質になります。

タンパク質は体内で分解されてアミノ酸になり吸収されます。

アミノ酸は全部で20種類あり、そのうち体内で作ることができないものは必須アミノ酸と呼ばれます。

③活動のエネルギーになる「脂質」

脂質から分解された脂肪酸は最も効率の良いエネルギー源です。

動物性の脂の多くは常温で固体ですが、植物性の油(オレイン酸やaリノレン酸など)や、魚の脂DHAやEPAは不飽和脂肪酸で、体内に入っても多くは液状です。

これらはコレステロールを減らすなど機能性があります。

微量栄養素

エネルギー源がいくらあっても、単一栄養素、たとえば糖質だけでは本来の力が発揮されません。

これら栄養素が身体全体で働くよう調整するのが、微量栄養素です。

☆ビタミン&ミネラル

ビタミンは3大栄養素が身体の中でうまく利用されるようサポートしたり、病原菌から身を守るなど身体の機能を調整し、また骨や血液などを構成する成分になります。

これらは相互に作用し合い機能しています。

野菜にはビタミン・ミネラルがいっぱい

鮮やかな色をしていて季節感があり、みずみずしい食感の野菜は地球からミネラルを吸収し、太陽エネルギーから「でんぷん」などを自力で合成するため、たくさんの栄養素を兼ね備えた優れた食材です。

野菜が不足すると、カゼを引きやすい・疲れやすい・身体がだるくて眠れない・集中力に欠ける、などの症状が出やすくなります。

これは不調のサインです。

不足しがちな野菜ですが、特に身体がつくられる成長期の子供には努めて摂らせるようにしましょう。

【↓管理栄養士による宅配料理↓】

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