コレステロールを下げたい方へ、オススメな情報(LDL-コレステロール・長生きとの関係・喫煙・ストレスなど)
今回は、コレステロールを下げたいという方へオススメな情報をQ&Aにしてご紹介します♪
コレステロールが気になる方は、是非参考にしてみて下さい。
Q
痩せているのにコレステロールが高い人がいるのは何故ですか?
A
LDL-コレステロール値が高い方に多く見られる傾向です。
説明
LDL-コレステロール値と中性脂肪値の両方が高い人は太っていることが多いのですが、中性脂肪が基準値内でLDL-コレステロール値だけが高い人は太っていないという傾向があります。
こういう人は、コレステロールを多く含む食品の摂り過ぎが原因か、あるいは生まれつきコレステロール値が高い(遺伝的要素)場合やケガや病気が原因の場合もあります。
コレステロールの摂り過ぎが原因の場合は、食事の見直しによって数値改善が見込めます。
Q
コレステロールは高い方が長生きできるって本当?
A
高ければ動脈硬化の危険性も高く、決して「高い方が長生き」とは言えません。
説明
2010年に日本脂質栄養学会が発表した「コレステロール値は高い方が長生き」という見解を見聞きされたのでしょう。
同学会からは、男性でLDL-コレステロール値79mg/dLの人の方が死亡率が低いという調査結果が出されました。
しかし、79mg/dL以下の人たちには、別の病気のためにLDL-コレステロール値が低い人も含まれているため、統計のマジックで導き出された結論と言えるでしょう。
国内外の研究からもLDL-コレステロール値が高いと動脈硬化の発症率も高く、下げると発症が抑えられることは明らかであり、「コレステロール値は高い方が長生き」とは言えません。
Q
一度下がったら、もう大丈夫?
A
一度下がっても、生活習慣などによってすぐに変化するため油断は禁物です。
説明
LDL-コレステロール値が高めと言われたら、まず見直したいのが食事や運動などの生活習慣です。
実はLDL-コレステロール値は、生活習慣の改善などによりすぐに変化します。
ただし、生活習慣の改善で数値が改善しても、元の生活習慣に戻ってしまうと数値も元に戻るので油断は禁物です。
下がったからと安心せず、改善した生活習慣を維持するように心がけて下さい。
Q
なぜコレステロールに喫煙やストレスが関係あるの?
A
どちらもLDL-コレステロールを増やし、血管に負担をかける要因になります。
説明
コレステロール値の上昇には、毎日の生活習慣が深く関わっています。
例えば強いストレスは、コレステロール値とともに血圧や血糖値を上昇させてしまいます。
ストレス状況が長引くほど、コレステロールの合成が進むと考えられます。
また喫煙は、中性脂肪やLDL-コレステロールを増やして、善玉のHDL-コレステロールを減らします。
また喫煙が血圧を上昇させ、血管を傷つけるため、血管の負担となります。
コレステロールコントロールのためには、禁煙やストレス解消は大切なポイントです。
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