【戦国時代】日本の名城まとめ(安土城・姫路城・彦根城・松本城・松江城)

2019年3月29日

今回は日本の名城をまとめてみます。

私は歴史が大好きで、戦国時代も大好きなので、いろいろと有名なお城に足を運んでは戦国時代の雰囲気を味わっています。

すべての名城を紹介することは出来ませんが、いくつか抜粋して紹介します。

現地に行くことがある時に少しでも参考になれば幸いです。

ちなみに、天守の屋根に鯱が乗っているのは、火災や災難に対してのまじないの意味があると言われています。

①安土城

まず最初に紹介するのは、天下統一目前の織田信長が建造した安土城です。
このお城を見た宣教師フロイスは「豪華で完璧な建造物」と記しているほどです。

信長が安土城築城に取り掛かったのは天正4年(1576)です。
前年に最大のライバル武田軍を長篠の戦いで圧倒し、天下統一が現実味を帯びてきた頃です。
築城にあたって、信長は支配下にあった国々から名工と謳われた数々の職人や大工たちが呼び寄せられた。
築城開始から3年後、遂に姿を現した「天守」は、豪華かつ奇想天外、それまでの常識を覆す威風ある城塞だった。
さらに楽市楽座を開くなど城下町も整備された。
ところが完成からわずか3年後に安土城は炎上してしまう。

安土城は中国やヨーロッパなど異国建築の要素を取り入れたもので、南蛮風唐様と呼ばれている。
名工の粋を集結させたその様は、まさに巨大な芸術作品だ。


1/150 安土城 レーザーカット加工

②姫路城
住所
兵庫県姫路市本町68
築城年
慶長14年(1609)
主な城主
池田輝政、本多忠政など

姫路城の第1の特徴は、白く美しい外観。
かつて豊臣秀吉の配下だった池田輝政が、徳川家への忠誠を示すため、家康が好んだという白色に徹底的にこだわって築城した。
広大で堅固な城塞。
しかし、皮肉な弱点が後に露見する。
弱点が露見したのは、幕末の戊辰戦争時。
幕府側だった姫路城は、その難攻不落にも見えた縄張り空しく、大きな争いもなく、あっさり落城してしまうのだ。
これは大阪の秀頼を意識するあまりに守りが東方向に偏り、西側が手薄であったためだと言われている。
秀吉の家康に対する巨大な影響力がよく伝わるエピソードである。


1/300 大姫路城

③彦根城

住所
滋賀県彦根市金亀町1-1
築城年
慶長9年(1604)
主な城主
井伊氏

徳川四天王の井伊直政の嫡男直継が彦根城を築城。
このときまだ13歳だった幼い直継に家康が手を差し伸べ、7カ国12大名を動員する天下普請によって築城が進められたのである。
この場所は、江戸・京都間の水陸交通の要所であり、大阪城に対する戦略上の重要拠点でもある。
それだけ重要な場所に築城された堅城が彦根城なのである。


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④松本城

住所
長野県松本市丸の内4-1
築城年
文禄2年(1593)諸説あり
別称
深志城

漆黒が際立つ松本城。
しかし、白漆喰の壁を持ち、対照的な意匠が特徴。
徳川家から豊臣家の配下になった石川数正が松本に赴任。
城の整備に乗り出し、白漆喰の壁には黒漆喰の下見板を張り、石落や狭間などを整え、とことん実戦仕様に改築する。
ここに、現在の「黒い松本城」はほぼ完成する。

ワンポイント
夕方にはライトアップがされ、昼間とは違う姿を見ることが出来ます。


さんけい 1/300 名城シリーズ 松本城 MK04-03

⑤松江城

住所
島根県松江市殿町1-5
築城年
慶長16年(1611)
別称
千鳥城

宍道湖を望み、日本三湖城のひとつである松江城。
織田信長から普請上手と評された堀川吉春が自ら陣頭指揮を執って築城したというこの城には、実戦を想定した仕掛けが随所に施されている。
また外観は、城と城下の美しさから、この地を中国の景勝地と同じ「松江」と名付けたという説もあるほどだ。


1/150 木製建築模型 松江城

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